ただし注意しなければならないことは、健康を維持するためには、上記のような4段階のパターンを辿ることが良いとされているわけではない、ということである。むしろその反対であり、経済的な状況がどうであれ、外食、レトルト食品、アルコール、肉食などは控えめにし、野菜や米などを中心とした食生活を送るのが良いとされ、さらに雑穀を採ることも健康に良い、と指摘されることも最近では多くなっている。 人に必要なエネルギーは食品中の蛋白質(Protein)、脂肪(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の3大栄養素によって供給されている。3大栄養素の頭文字P、F、Cをとり、各エネルギーの比をPFCエネルギー比と言い、適正比率はP:12〜13%、F:20〜30%、C:57〜68%といわれている。 日本人の食生活は今までは、ほぼこの適正比率の範囲に入っており、世界一長寿の秘訣なのかも知れないと考えられている[7]。ただし、日本でも最近は欧米型の食生活に近づいてきており、肉食が増えていることが懸念されてもいる[8]。欧米では肉食中心なので、脂肪(Fat)比率が非常に高く、PFCエネルギーバランスが悪いため、肥満や心臓病が多いのである。また、動脈硬化[9]の増加につながっているとも考えられている。これ以上洋食に傾かないように気をつけたいものである[10]、とも言われる。 生活習慣病の中で最も恐ろしいのは癌であるが、医学的な疫学調査によると、家庭教師 の影響が35%、タバコの影響が30%、職業の影響が4%、飲酒の影響が3%などとなっており、食事の影響が一番大きい[11]。例えば塩分の摂り過ぎは胃癌の原因ともなっており、かつて日本人に胃癌が多かったのはそのためであった。近年になって日本人に大腸癌や乳癌が増えてきた原因のひとつには、食生活の欧米化による動物性脂肪の摂取の増加と食物繊維の摂取不足が指摘されている。大腸での便の停滞時間が長くなって発癌物質が大腸粘膜と長時間接するため大腸癌が多くなったと考えられているのである[12]。 娯楽や単なる競合として、食べる量、速さを競う行為が行われることがある(早食い・大食い競争)。また、食に関する知識、経験を競い合うこともあるし、料理人の技量が競争されることもある。 料理(りょうり)とは、食品や食材、調味料などを組み合わせて加工を行うこと、およびそれを行ったものの総称である。 加工には加熱、発酵、冷却、撹拌など様々なものがある。この加工の過程は「調理」というが、区別されず「料理する」と呼ばれることもある。加工のうち、特に加熱されたものを「料理」とし、加熱されていないものを「生」(なま)と呼んで対照する場合もある。 民族、人種、地域などにより、テレマーケティング する食材・調味料などが大きく異なり、調理法にも差がある。同一民族内の階層によって異なる料理が存在する例もある。特に君主や貴族などがある場合、特殊な料理が発達する例が多く、それらは宮廷料理などと呼ばれる。 また、同じ食材でも多種多様な料理がある。それらは地域や民族による調理法や主食などとの関連、入手可能な調味料などの食材の差、気候との関連、あるいは宗教的等の制約によって異なる。 料理と類似するものに菓子があるが、多くの文化において料理とは別のものと考えられることが多い。主に食事として食べるためのものか、間食として食べるためのものかの違いによるが、例えば「お好み焼き」のように、意見が分かれているものもある。 主食とする食品についても、料理に入るかどうかは明確に判別されていない。 大きいものを適当な大きさに切るのは料理の基本の一つであり、料理の過程の初めに行われる。食べる、あるいは取り上げるのに適当な大きさに切るのがよく行われる。ただしある程度大きい形になったものを調理し、食事の際に切る例もある。日本料理の刺身はほぼこの過程のみで作られ、その技術によって看護師 求人 や味も異なるとされる。より細かく粉砕することもある。 穀物を粉砕する場合もあるが、これは多くの場合料理以前にまとめて行われる。これは「擂る」と言うが、これによってできた粉末は練って固めて塊や麺の形で用いられる。この加工過程も料理に含まれる。 多くの料理は加熱が行われる。加熱には寄生虫や微生物を殺す殺菌の意味もある。加熱は火を使って行われるのが普通だが、直接に火にかけない例もある。以下のような方法がある。 焼く:直接に火の熱を当てる。串に刺したり、網の上に置く。鉄板の上で焼く場合もあるが、炒めるのとの区別は難しい。 炒める:加熱容器に少量の油を引いて加熱する。 揚げる:容器に多量の油を入れ、それに食品を浸して加熱する。 煮る・茹でる・炊く:容器に多量の水を入れ、その中で加熱する。 蒸す:食品を直接に火にかけず、容器に入れてその内部の高温の空気や水蒸気で加熱する。 味付けをすること。そのための素材を調味料という。食塩はほとんど必ず使われる。味付けは切る過程の後に行われ、それ以降順次追加される。調味料を加えるタイミングや順番は重要で、間違えると目指す味にならない場合がある。 食文化(しょくぶんか)は、食にまつわる文化を総称する概念であり、そこには食材、調理法といった食品に関わるものから、食器、マナー、外食産業などに至るまで多くの物事のあり方が含まれる。 食文化は、日常生活の必要を満たしたり、飢饉などへの対処でも特殊な発展をしてきた。 民族や国家、宗教、風俗によってそれぞれ固有の多様な食文化が存在する一方で、麺類のように交易などを通じて文化圏を越えて食文化が伝搬する場合もある。ヨーロッパの近世史では、地理上の発見や植民地戦争が、食材や香辛料などの面でその食文化に大きな影響を与えた。また日本においても、明治維新に伴う文明開化や、太平洋戦争中の食糧不足、連合国軍最高司令官総司令部の占領下の日本での食糧援助、高度経済成長などにより食文化が急速に変化してきたのは周知のところである。 現代社会のグローバリズムの趨勢の中で、それぞれの食文化は均一化の方向へ向かっているとも言われる。欧米企業を主体にしたファストフード店が、世界各国の地方都市にまで展開していたり、インスタント食品やスナック菓子などが流通するようになっているのも、流れのひとつである。しかし、これに逆らう形で郷土料理の見直し、地産地消、スローフード運動のように、固有の食文化を大切にする気運も生じている。 宗教教義や生活環境の違いなどによる食のタブーや、デザイン会社 の頻度、摂取する時間、マナー、ハレやケの食品なども食文化の要素のひとつである。これらも天候の変化、征服支配、経済成長などの要因によって時代とともに変化し得る。 くらしき作陽大学に、日本初の「食文化学部」が設置されている。 食材(しょくざい)とは、料理の材料となる食品である。一般に生鮮食品とよばれるものであり、一旦でも調理されたものは加工食品と称される。材料と同じ。フジテレビの『料理の鉄人』で使用された語で、改訂(第五版)『広辞苑』に収められた。 ほとんどの食材は、動物または植物である。我々は生物を消費することによって、体内で合成不可能な栄養とエネルギーを得ている。液体の食材でそのまま摂食可能なものは飲料と呼ばれる。 食材の多くは常温で保管すると、腐敗が進行してしまう。このため、塩蔵、乾燥、薫煙、発酵、など様々な方法で食材の貯蔵性を高める工夫が古来より行われてきた。 冷蔵庫の登場で、これらの食材は新鮮な状態のまま長く貯蔵できるようになった。